全国に8カ所のマリーナを所有する、株式会社ユニマットプレシャスのマリン事業部。船の維持や修理などに必要となる、大量の電力のコスト削減を目的として2016年にエネチェンジBizに登録。あまり知られていない船と電気の関係や、電力会社切り替えの感想などを担当者のお二人にうかがいました。
株式会社ユニマットプレシャス 執行役員マリン事業部長 末長 宏之さん(左)/管理グループ 池上 望さん(右)
株式会社ユニマットプレシャスは、マリーナ、ゴルフ、リゾート、レストランなど、洗練された「大人の遊び」の提供をコンセプトとする事業を展開しています。
中でも目立つのは日本最大級の艇置数を誇るマリーナ事業で、船の販売・保管スペース・修理並びに部用品販売というマリンライフの全てを自社で完結。
出港前後のくつろぎの場所であるマリーナを全国に8カ所所有、豊かなマリンライフの実現をサポートしています。
マリーナ
コスト削減。削減できた分は、お客様や社員への還元を最優先していきたい。地域の方々にも貢献したい。
※見積もり時点の、8カ所の合計金額です。
当社が扱っている船というのは、いわば「海に浮かぶ別荘」だと考えていただければわかりやすいと思います。船の中にはエアコンもあれば冷蔵庫、洗濯機だってあるんですよ。
当然、冷蔵庫などは係留中にも動かさないといけないから、陸から電力を供給する必要がある。また、バッテリーの充電もする必要がありますから、これも係留中に電気を供給しないといけない。
ちなみに、海に漕ぎ出したときはディーゼルの発電機によって発電しますが、これはあくまで海の上でのこと。船の設備に必要な電力は、やはり「マリーナ」からの調達がメインになります。
マリーナとは、ヨットハーバーにレストラン・売店などの商業施設や宿泊施設を併設した複合施設の総称ですね。当社は全国で8カ所のマリーナを所有しています。
マリーナには船に電気を供給するための「陸電ポスト」があり、そこからケーブルを船につなぎ、電気を取り入れます。
当社の各マリーナには合計で約500隻の船が係留されているので、そこにかかる電気代は莫大なものがあります。費用としては年間で約3,350万かかっているのですが、その多くは船への電力供給なのです。
係留中の船への電力供給
そのため、どうにか電気代を安くできないものか……と思案しましてね。
会議の中で「個人に対しての電力会社切り替えが話題になっているのだから、法人に対してのサービスもあるだろう」という話が出て、早速探してみたところ、エネチェンジBizに行き当たったのです。いろいろ悩んだけど、見つけるのはあっさりでしたね(笑)。
サイトに具体的な削減例が載っていたのでイメージがつけやすかったこと。そして、見積もりも出せることですね。ただ、一番の決め手になったのは、エネチェンジさんの営業の担当者と直接お話しできたことでしょうか。
実際に電力会社を切り替えるとなると、WEBだけで完結するというのはやはり抵抗がありますよね。
直接聞きたいことも多くありましたので、メールではなく直接お話しできないかとお願いしたところ、快く応じていただけて。
それでエネチェンジの営業さんとお目にかかって、こちらからいろいろ質問を投げかけたのですが、ひとつずつ丁寧に解説してくれたんです。
電気の負荷率のことや、どういう業種の場合に電力会社切り替えの効果が大きいかなど、普段はほとんど聞かない話なので勉強になりましたね。
正直、安い会社に切り替えるのはいいけれど、肝心の電気はちゃんと供給されるんだろうか……など、知らなかったからこその不安もありましたよ。
しかし、丁寧に教えていただいたおかげで疑問に思っていた部分がクリアになっていきましたし、お話する中で「そういうことならウチも削減できそうだよね」ということになりまして。
やっぱり、わかりやすい説明をしてくれた営業さんに出会えたことが一番じゃないかな。人との「ご縁」というものは、大切ですしね。
当社にはマリーナが8カ所ありますから、それを全部切り替えるとなると、各拠点の地元でどこの電力会社が安いかなど、いろいろと検討することも多いんですよ。
しかも、ちょうど忙しい夏場だったこともあり、こちらが提出しなければならないデータをなかなか提出できなかったりして、エネチェンジさんには結構ご迷惑をおかけしました(笑)。
しかし、エネチェンジさんは本当によく動いてくれましたね。多くの情報を提供してくれたり、各マリーナの担当者と連絡をとったりと、本来ならば会社がやるべき煩わしい作業を一手に引き受けてくれたのです。それがすごくありがたかったですね。
このたび、エネチェンジさんの仲介によって全国にある8カ所の拠点の電力会社を総入れ替えします。
規模が大きいだけに、削減率からのイメージよりも浮いた金額そのものが大きいと感じますね。
削減規模としては年間280万円との見積もり。現在の電気使用量は年間3,350万円ほどですから、その8.4%を節約できる計算になります。
これほどの額を削減するとなると、並みの企業努力では無理ですよね。それがいともかんたんに、電力会社を切り替えるだけで実現できるのですから驚きですよ。
こんなにかんたんなのにコスト削減効果も絶大なんだから、なぜ今まで行動しなかったんだろうと思うくらい(笑)。
経費を節減できた分を具体的にどうするかについては、いまだ検討中ですが、やはりお客様や社員への還元を最優先していきたいと思っています。また、地域の方々に貢献できる何かもできればいいな、とも考えていますよ。
先ほども触れましたが、考えていたよりも手続きはかんたんでした。こんなにかんたんでいいのか、と思うくらい。
実は、東日本大震災の後、当社でもエコや省エネに対する意識が高まったこともあり、数年前に一度電力会社切り替えを行っています。ただ、その頃のことは、私どもが担当していなかったこともあり、詳しい経緯についてはわかりません。
ですから、今回の切り替えについて、当初は不安もありましたよ。電気って、具体的には目に見えないものじゃないですか。だから不安というものも漠然としているのですが、やはり不安な部分というのは、知識がないとどうしても拭い去れないものです。
しかし、エネチェンジさんが我々の不安に思っていることを、親身になって丁寧に解消してくれたことで、それまでの不安が「誤解」からくるものだとわかったのです。このあたりは、実際にお会いして、目を見て話せたから信頼もできたのでしょうね。
このたびは、エネチェンジさんを通して、さらに電力を安く供給していただける電力会社さんと出会うことができ、3月から切り替えることとなりました。
電気はどこから購入しても質は変わらないですが、そうしたことは聞いてみないとわからないもの。いざ知ってみれば不安も解消されますし、購入先を変えるだけでコスト削減ができるのですから、電力会社については一定期間ごとに比較検討していく時代になったので、この機会に是非、検討してみてはいかがでしょうか。
エネチェンジBizでは、法人の電力会社の切り替えを支援しております。
「まず見積もりだけ取って、本当に安くなるか確かめたい」という場合でも結構です。ご検討の方は下記からお問い合わせください。
03-6774-6607(平日10-18時)
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