合資会社ベアードブルーイングは、エネチェンジBizの電気料金見直し診断を活用し、年間電気代が約230万円削減できる予定です。
個性のある深い味わいを楽しむことのできるベアードビールを醸造しているベアードブルーイングは、コストの削減を目的として、2018年3月にエネチェンジBizに登録しました。
ビール造りに強いこだわりがあるからこその電気との関わりや、エネチェンジBizを選んでよかった点、実際に切り替え手続きを終えてみての今の気持ちについて、お聞きしています。
合資会社ベアードブルーイング グランド管理スタッフ 志澤勇太さま
合資会社ベアードブルーイングは、2000年に沼津に設立されたブルワリーです。
現在の醸造所は、2014年に伊豆市修善寺に建設されました。ビールの醸造以外には、たくさんクラフトビールとフードを一緒に楽しむことができるタップルームを沼津フィッシュマーケット・原宿・中目黒をはじめとする各所で展開しています。
2018年5月には、敷地内にキャンプ場をオープンさせました。
毎日さまざまな種類のビールが作られている
ビールの醸造にかかるコストを削減したい
まず、僕たちのビールは100パーセントの麦芽とホールホップ(生ホップ)、酵母その3つを主に使用して作っています。
かなりソフトな炭酸で、まろやかな口当たりを楽しむことができるという特徴がありますが、このまろやかな味わいは二次発酵によるものです。
ひとつひとつの材料にもこだわりを持っている
一次発酵が終わってからもう一度樽のなかに詰めたあと、砂糖も加えつつもう一度発酵さているので、かなりこだわりのある造り方をしていると思います。
この工程を行うことによって、とがった強さのある炭酸ではなく、まろやかな味わいを引き出せていますね。
種類や仕込みの方法によっても異なりますが、1種類のビールが出来上がるまでは早くても1カ月かかります。
アルコール度数が高く、もう少し熟成させたい種類のビールであれば2カ月以上かかることもあります。
ビールを造る過程もこだわりを持っているのですが、製造後のいらなくなった水や薬品関係の処理をする排水処理施設の機械はほぼ24時間動かさなくてはならないもので、菌を使って浄化し、なるべく環境に負担がかからないよう心がけています。
電力会社切り替え前に抱えていた課題としては、やはり金銭面が大きいですね。あとは、できるだけ環境に優しい自然エネルギーで発電された電気を使いたいと思っていました。
もともと環境にやさしい取り組みをしていこうという方針が社内にあり、屋上にソーラーパネルを設置し、工場のみにはなりますが、大体10%くらいの電力を補えています。
最近では、コップのリユースをはじめていて、ステンレスエコカップを作りました。
外でのイベントに出店したときやお客さんがお持ち帰りを希望されたときに、このエコカップを買ってもらっておかわりや次回持参してくれると50円オフになり、ゴミを減らしていこうという取り組みです。
LPガスや化学薬品、炭酸ガスなど、ビールを醸造するうえで必要な固定費はすべて削減しているのですが、これ以上は難しいのかな、と思っていました。
普段から節電には取り組んでいて、昼間は工場のライトをつけないようにする、なるべく窓を開けて空調を使わないようにする、冷蔵庫や室外機の温度設定を季節によって変えるなどを行っています。
夏は、すべての機械がフル稼働するので電気代が一気に跳ね上がりますが、冬は温度管理が少し楽になって、比較的電気代削減ができていると思います。
そのなかで、電気代そのものを見直し、今よりも安く、かつ環境に優しいエネルギーから発電をしている電力会社に切り替えることはできないか?と考えるようになったのがきっかけです。
電力会社の切り替えを検討しはじめたときに、まずはインターネットで検索をして、エネチェンジBiz以外にも3社くらいから相見積もりを取ってもらっていました。
それで、他の比較サイトでも調べながら、今契約している会社に決めました。
エネチェンジBizに登録をしたのは、もちろん金額面も大きいのですが、スタッフの対応がよかったことにより心が動かされました。実際に話をしたときに「頑張ります!」と言ってくれたので、とても心強かったですね。
電力会社の切り替えを行う前は、「電気が本当に通電するのか?」「一時停電はしないのか?」というさまざまな不安があったのですが、エネチェンジBizの方とお話をして、まったくないということだったので、安心して切り替えることができました。
今は、修善寺の醸造工場だけではなく、全国各地に8店舗あるタップルームで契約していた電力会社もすべて切り替えています。
今年はかなり暑かったせいか冷房代が例年以上にかかってしまい、電気代は比べられないくらいだったのですが、修善寺の工場だけでもかなり削減ができていますね。
電力会社の切り替えや節電を僕が自ら経営陣に提案していたので、試算の結果を知っていたとはいえ、実際の結果を見るまでは「これでもし電気代が高いままだったら、この会社にいられなくなるんじゃないか…」と、かなりドキドキしていました。
どのくらい安くなるのかも全部教えてもらってはいたのですが、その通りにいくのか、会社を通したとしても本当に年間200万円も削減できるのか……という不安はものすごくありました。
でも、結果は予想通り。新しい契約先の担当の方が、いつもグラフや月辺りにかかる金額をメールで知らせてくれるのですが、わかりやすいですし、試算結果とドンピシャなくらいの金額だったので、「流石だな」と思っていました。
今は不安がなくなって、落ち着いて結果を見ることができています。満足度も100%に近く、本当に切り替えてよかったですね。
電力会社の切り替えを検討されている方は、ぜひ一度見積りを取ってもらうことをおススメします。
見積りは無料なので、実際にどれくらい安くなるのかを知ったうえで、電力会社の切り替えを本当に行うのかどうか、検討してみても遅くはないと思います。
エネチェンジBizでは、法人の電力会社の切り替えを支援しております。
「まず見積もりだけ取って、本当に安くなるか確かめたい」という場合でも結構です。ご検討の方は下記からお問い合わせください。
03-6774-6607(平日10-18時)
東京都千代田区大手町2-6-2日本ビル3F